海外矯正研修 アメリカでのTWEED STUDY COURSEについて
2024年09月27日
みなさま、こんにちは!志木駅前歯科・矯正歯科、志木駅南口歯科・矯正歯科院長の里です。6月にアメリカはアリゾナ州ツーソンという場所で開催された矯正治療の勉強会に参加しました。なんと毎日気温は45度を超えるという猛暑の中、平家のセミナールームに1週間こもって、矯正の勉強をする、、、まさに修行みたいな勉強会です。
もちろん、クーラーガンガンですが、逆にそれがまたありえないくらい寒くて、室内ではパーカーが必要なほどでした。
矯正界では知らない先生はいないくらい有名なTWEEDという矯正歯科医が1941年に始めた勉強会で、今回私たち日本人は150期生として参加しました。
ここでは日本、アメリカ、フランス、中国、レバノン、イランなど世界各国から歯科医師が集まり、多くの著名なインストラクターの先生の指導のもと矯正学の基礎に立ち返り、矯正治療のいろはを学びました。
今回の研修を通して、私自身の技術で再確認できました。また、新たな気づきがあり、大いに実りある7日間になりました。
できるだけ、皆さまに良い治療を提供できるように精進して参りたいと思います。
前後合わせて2週間近くアメリカにいると、日本食が恋しくてどうしても食べたくなった定食の味は一生忘れません。
最後の夜は日本の先生たちとバーベキューをして今回の研修の振り返りをしました。
矯正治療にはいろいろと流派があって、いろんな考え方があります。
例えて言うと、東京から大阪に行くのに、徒歩で行く、在来線で行く、新幹線で行く、飛行機で行く、ヘリコプター行く、こんな感じで目的が同じなら手段は正直なんでも良いわけでそれと同じように、矯正を行う際に、まったくワイヤーを曲げない治療方法や、今回の勉強会みたいにワイヤーをひたすら曲げるような治療方法、当院でも取り扱っているインビザラインに代表されるマウスピース矯正もその一つです。どれも全て同じではなく、それぞれに得意、不得意があり、その判断を歯科医師が適宜行う必要があります。
マウスピース矯正だけで矯正治療をできる先生はごくわずかいらっしゃるかもしれませんが、やはりワイヤー矯正の知識、そしてワイヤーを正確に曲げられる技術がないと最終的な綺麗なゴールに行くのは難しいと断言できます。
様々な症例について、いろんな角度から検査、分析、診断を行い、一人一人に合わせた矯正治療を提供したいと常に考えておりますので、ぜひ、志木、新座、朝霞にお住まいの皆様、歯並びに困っている方いらっしゃいましたら、無料相談にお越しください。
綺麗な歯ならび、綺麗な口元を目指しましょう!!
院長 里 裕太郎